スピーカーの宿命というべきエッジストロークの限界と経年劣化を打破する構想はあったものの、実現化できないでいたエッジレススピーカーですが名門コーラルが初めて成功したもののコーンの揺れとストロークするときの風切り音のノイズがネックになり、生産を試作品で見切ってしまいましたが、その出来は素晴らしく今でも大切なオブジェとして大事にしている方が多いですので、殆どオークションには出てきません。
スパイダーにエア抜きホールを設けスパイダーをタンデムにしたことでコーンの揺れを克服してほぼ完ぺきにしたのがＰＩＯＮＥＥＲjet方式（メーカーの呼び名）というものですがスパイダータンデムとコーンのたわみ防止のため発泡コーンを採用したことでユニット自体が大型化と重さは否めません。がロングストロークとレスポンスの良さで素晴らしい低音が出ます。