中村元 - ミリンダ王の問いの解説
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 Published On Apr 30, 2019

●紀元前2世紀後半にインド北部を支配したギリシャ人の国王メナンドロス1世と仏教徒のナーガセーナとの仏教に関する問答の解説。

●この経典はブッダの語録ではありませんが、ギリシア人とインド人の文化や考え方の違いを通じて、仏教の基本思想である五蘊(ごうん)や縁起(えんぎ)、無我(むが)、涅槃(ねはん)等について説いており、ミャンマーでは仏典として扱われ、東南アジア諸国では仏教の教科書として用いられています。漢訳経典では那先比丘経と題されています。

●解説は中村元 先生(なかむら はじめ、1912.11.28-1999.10.10)
インド哲学の世界的権威で、多くの論文や著作を記され、東京大学教授、同大学文学部長、同大学名誉教授を歴任された後、東方学院の開設や比較思想学会を創設。世界各地で講演された他、NHKにも度々出演されました。
本動画は中村先生の著書「ミリンダ王の問い」に基づいています。

●中村元先生関連の動画を私のplaylist「中村元 Hajime Nakamura - ブッダ」に収めています。   • 中村元 Hajime Nakamura - ブッダ  

●中村元先生の著書「ミリンダ王の問い」の主要な箇所を文字に起こしておられるサイトをご紹介します。ご参考まで。
http://one-zen-temple.blogspot.com/20...

●索引
ミリンダ王とは・・・・・00:00
パーリ語原典の朗読・・・08:31
ミリンダ王の来訪・・・・11:57
ナーガセーナとは何者か・13:41
五蘊について・・・・・・18:09
車とは・・・・・・・・・20:01
縁起によって起こる・・・23:21
無我説について・・・・・28:16
真の対論とは・・・・・・30:23
涅槃に入るとは・・・・・33:30
念仏の功徳・・・・・・・38:08
@KaoruGreenEmerald

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