第13回 伊丹十三賞の贈呈式が行われ、受賞したタレントの清水ミチコさんが出席しました。
コロナ禍においてYouTubeを使って活動の場を広げ、新しい笑いと驚きを作り出したことが受賞理由です。

清水さんは受賞スピーチで、次々と得意のモノマネを披露。
桃井かおりさんのモノマネで「えっとさぁ～勘違いしないで欲しいんだけど、この伊丹十三賞を受賞したのは清水ミチコじゃなくて私たちレパートリーの方なわけ！」、瀬戸内寂聴さんのモノマネで「賞をもらったわけですけれども、これにおごらずにね、自分に対しておごらない、そして人に対しておごらないということで…」
さらに小池都知事のモノマネで「今年は令和３年ですよね、伊丹十三賞、１３回目ということで『３』が３つ重なっているんですよね。私は口を酸っぱくして『三密を避けて』とお願い申し上げておりましたので…」などと時事ネタも盛り込んで、会場を笑いの渦に包んでいました。
清水さんは、「ネタが辛辣な為、ひんしゅくを買う事はあっても褒められる事は無いので、この受賞は本当に嬉しい」と喜びを語っていました。

伊丹十三さんの妻で女優の宮本信子さんから賞金１００万円を受け取った清水さん。You Tube用に新しいカメラを購入するのに使いたいということです。

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